インフラメンテナンス業での活用事例
「紙」から「重要資産・情報共有システム」を新たに構築。「モノ×ヒト」の情報管理から、経営に必要な「固定資産+遊理資産」へ。一元管理から経営に役立つ情報を早期に取得!
【ご依頼】
重要資産物の管理と利用状況の共有を、従来の「紙」による管理から、「Webベースの業務管理システム」として、一から構築したい
とのご依頼をいただきました。
【成果】
今までは「モノ×ヒト」といった現場の、一時的な偏在情報を後追いするだけだったものから、「固定資産」が「遊理資産」になっていないか、より効率的に現場で運用されているかを一元管理し、経営に欠かせない情報解析ができるシステムを開発いたしました。
【お客様の声】
ミーティングを重ね、隠れた課題が見つかりました。
大量の工具や測定器、日々増える試作品、何かを動かす度に何枚も必要になる膨大な書類などなど、会社の重要資産の持出・返却管理システム開発とともに、解決すべき問題が顕在化しました。
また、御社からのご提案から、現場の流れを止めない「現場に即した予約管理システム」の仕組み作りが急務である事にも気がつきました。
社内からも、「棚卸作業」や「校正管理作業」、「遊休管理作業」といった「社内の為の仕事」を軽減すべきとの声もあがり、現場のヒトとモノの流れと、問い合せ、情報の一元管理が当社には必要であるとの結論に達しました。
【「工具ONE」導入にむけてのポイント】
ミーティングから寄せられた内容をもとに、下記の点を重視しました。
・10年以上に渡り利用されてきた既存システムの情報データと連携させる。最近新たに導入した工具や測定器、新たに開発した試作品等、既存資産情報と、新規登録資産データの移行と登録が可能であること。
・現場から寄せられる工具や固定資産への管理部門への様々な問い合せに対し、受付から対応完了まで、全フローの一元管理を実現できる「会社重要資産情報管理」を現在稼働中の業務グループウェアと同一基盤上で展開できること。
上記内容にて開発し、ほぼ完全なかたちでシステムの納品、稼働に至りました。
【導入後の効果・今後の展望など】
中間業務がシステム化出来る事になり、次の展望も見えてきました。
業務に必要な情報をポータルに集約し、業務の起点として活用していきたいと思います。
また「現場対応管理」アプリを現場の開発者や企画・管理者が活用でき、具体的な生産性の向上につなげたいと考えています。