某自治体での活用事例

RFIDを使った物品管理と、その入力作業コストの軽減。
現在稼動中の上位システムとの完全で、シームレスな連携を、業務を止めることなく実現させることができました。

【ご依頼】
施設移転により、新システム移行時期が明確に決まっており、選定から導入までを、限られた時間とコストの中で行いたいとのご依頼をいただきました。

【成果】
弊社システムはパッケージになっている為、導入作業に時間が掛からず、その分、使用現場でのカスタマイズに注力することで、システム習熟がほとんど必要なくなるように、使い勝手にこだわりました。

また、RFID装置の使用方法や、ICタグ導入時の作業サポートを、アプリケーションの開発と平行して行うことで、”業務を止めない” 万全のフォロー体制で臨みました。

【お客様の声】
自治体ということもあり、実現させたい仕様はすでに決まっていました。

が、構想から2ヶ月と短い時間での作業にも係わらず、スムーズにサービスインに至りました。その部分については非常に助かりました。

こちらの要望に、現場でその都度対応頂けたので、”現場の声” を即座にシステムに反映してもらえた印象です。

なかでも、これまでのシステムで使用していた管理項目や、特殊な独自項目名称、新たに追加する情報などがあるにも係わらず、見た目のレイアウトをあまり替えず旧来の画面に寄せてもらえた事で、新システムへの移行によるストレスがほとんど無く、大変にスムーズであった点は、すばらしかったと思います。

現場の混乱は、ほとんど無かったと聞いています。

上位システムをそのまま残してもらえた事で、業務をほとんど止めずに、RFIDによる物品管理システム部分のみを追加することが最も効率化できた部分ですね。

これまで煩雑だった物品管理の人的コストも、新システムの仕様(使用)説明に掛かる時間的コストも、開発コストも抑えられました。
今後の業務変更にも柔軟に対応頂けるとの事で、今後は、担当者が変わっても問題なく使用でき、引き継ぎも行えそうです。

【「工具ONE」導入にむけてのカスタマイズポイント】
仕様は決まっていましたので、下記の点を重視しました。

・既存システムのデータが、シームレスに使用できるよう「工具ONE」のシステムが同一基板上で稼動するように致しました。
あたかも最初から存在していた拡張機能であったかのように動くよう、レイアウトにも気を配りました。

・時間が限られていたため、現場のご担当者様とともに、どうすればストレス無く、また覚えることが少なくなるかを都度相談し、開発時間の短縮に努めました。

上記内容にて開発し、限られた時間と予算のなかで、業務を止めず即稼働に至りました。

【導入後の効果と今後の展望】
自治体ということで、一般的な企業さんと勝手が違ったことと思います。

いろいろと無茶な注文もいたしましたが、限られた時間のなかで、システムの柔軟さと御社のサポート体制に助けられました。

「人的コストを一切掛けられない」という一番のネックを、RFIDシステムでカバーできたこと、また、他施設との連携を、統一された規格(RFID規格)で短期間で実現できたことで、目に見えて業務フローが改善出来ました。

今回は、弊社のご利用ありがとうございました。

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